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春期講習をやらない理由
- 2023年01月12日
- 春期講習には、多くの塾が謳っているように、前学年までの復習と、
次学年の予習をするという表向きの側面と、新規塾生の獲得という裏の側面があります。
以前は当塾も当たり前のように春期講習を行っていました。
しかしながら、ここ数年実施していないのは理由があります。
「前学年の復習と次学年の予習をしっかりして、スムーズに新学期をスタートさせましょう」
みたいは謳い文句は、それは一理あるかもしれませんが、そこには嘘もあります。
実は塾というのは大抵学校の先取り授業をしているので、その学年の授業は、学校の春休みを待たず、早々に終わっています。
なので、2月下旬からは復習がたっぷりできるのです。
その上で更に春期講習を行う必要はないといえばないのです。
また、予習といいましても、春期講習を受けないで入ってくる塾生もいるわけですし、
新規塾生と既存の塾生の学習進度がずれていると、教えにくくなり、
生徒本人も分かりにくくなり、不安になります。
教えにくい=サービスの低下、を招く恐れがあります。また、あまり進み過ぎていても、
学校とペースがずれて、かえってわからなくなる場合があるのです。
それで、春期講習を実施していたときも、復習に専念していました。
さらに、学校が始まってからも、暫くは学校がゆっくり進むので、じっくり進めていても
学校より先に進んでしまいます。
そういうこともあって、当塾では春期講習を行っていません。
親御さんの不安を煽ってまで、本来必要のない(普段の授業で十分にカバーできる)
費用まで捻出して頂く必要が無いという考え方です。
そういった意味では全国模試も数年前から実施しておりません。
その件につきましては後日書きたいと思っています。