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プロが愛用する文房具
- 2022年12月21日
- 生徒の筆箱の中身を見ると、ペンやシャーペンなどでぱんぱんになっているのをよく見かけます。
そして、それをたまに机から落として目も当てられない状況になったりします。
筆箱がぱんぱんなくせに、消しゴムが無い、定規が無い、分度器が無い
ということも多々あります。
また、赤ペンを取り出すのも一苦労。ろくに使いもしないペンがたくさん詰まっているため、探すのに苦労しているようです。
さて、どんな仕事でも、まず信頼できる道具から入ります。
床屋さんならよく切れるはさみやカミソリ。大工さんならよく切れるのこぎり、カンナなど。
道具が良くなければ、良い仕事はできません。また、仕事の効率もよくありません。
であれば、学生の道具といえば文房具に良いものを選び、
それが使いやすく、取り出しやすかったら勉強に集中できて効率も上がるはずです。
私は長年塾で講師をやってきたので、色々な道具、ホワイトボード用マーカー、
文房具、コピー機などを使ってきました。文房具に関しては学生と同じです。
そこで、私がお勧めする文房具について書こうと思います。
まず最初に、筆箱の中が煩雑になってしまうのは、要らないものが多すぎるからです。
そこで威力を発揮するのが多色ペンです。私は色々試してみた結果、
パイロットの多色ペン(ドクターグリップ 多機能ペン 4+1 BKHDF1SF-BO)を使っています。
赤・青・黒・緑のボールペンとシャーペンがたった1本に収まっています。これだけあればペンやシャーペンは事足ります。
以前は三菱のジェットストリームを使用していましたが、
ペンはかすれるし、シャーペンはすぐに壊れるのであまり使い物になりませんでした。
その点パイロットは文具の老舗だけあって、ペンも滑らか、シャーペンも壊れません。是非お勧めします。
そして、消しゴムですが、やはり、MONOですね。それと、サイズですが、最小のものを選んでください。
大きいものは細かい部分を消しにくいです。その点最小サイズのものであれば、消したいところだけ消すことができます。
MONOのいいこところはよく消えるということと、消しゴムカスがあまり出ないということです。
定番中の定番です。最近はマークシート用の極細タイプも出ています。そちらも併せ持っておくと更によいかもしれません。
定規は折り畳み式の30cmのものが良いです。折りたたむと15cmほどになるのでペンケースに入ります。
いざというときに伸ばせば30cm定規としても使用可能なところが良いです。これが三種の神器です。
多色ペン・消しゴム・定規。最低これだけ持っていれば問題ありません。
付け足すとすれば、修正テープです。ノック式ホワイパーラッシュ43-442がお勧めです。
使いたいときにノックしてテープを出すので壊れにくいです。
学生なら分度器、コンパス、付箋も入れておくと良いです。
分度器や付箋は百均のもので十分ですが、コンパスはちゃんと文房具屋さんで買ってください。
百均のものはすぐに壊れるし、使いにくいです。
逆に要らないものは蛍光ペンです。教科書や参考書にやたらと蛍光ペンでラインを引く人がいますが、
全く意味がありません。勉強をした気にはなりますが、なんの効果もありません。
大事な部分や自分が覚えづらいところなどを「苦手ノート」に抽出するのは良いですが、蛍光ペンを使用するのは無駄ですし、
限られたペンケースのスペースをかなりの割合で占領してしまいます。
これはやめてください。他の本当に必要なものを取り出すのに支障が出ます。
親御さんもむやみやたらに買い与えるのはやめましょう。